算数の先生から、特に最難関校を目指すために必要なこととして伺ったキーワードです。
私の理解では、「身に付けた解法の中から使えそうなものを自分の頭の引き出しから引っ張り出してぶつける。違っていたら別の解法で再挑戦する。解けなければ、自身の思考プロセスと解説を比較して、どこが問題だったのかを検証する。」といったものです。
横で自宅学習を眺めていると、しばしば喜怒哀楽を表現していました。
●なぜ気付けなかった俺っ!(適切な解法を知ってはいたのに引き出せなかった)
●もったいない。途中でケアレスやってしまった(解法は間違っていなかった)
●もうこのパターンは大丈夫(再現性ある状態)
このつぶやきを聞くだけでも何となくレベル感はわかります。
9月以降始まるSS特訓単科講座で算数思考力を選択すると、修業のようなことが1月下旬まで14回あります(算数大好きで算数オリンピックに出るような子にとっては大したことないかも)。
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算数思考力の宿題は難易度もボリュームも重たくて、それはそれは疲れました(子供が)。
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が、SS特訓後半にもなると、その厳しさをどこか楽しんでいるかのようにも見えました。ボルダリングをTVで見ていると、選手は事前に観察して、どう攻略するのかをイメージしてアタックしていますが、それと似ています。厳しいコースほど燃えるみたいな感覚だったのだと思います。
中にはどうしてもわからない、解けない問題もありました。そんな時は、「そうこなくっちゃな。簡単に解けるような問題じゃSSの意味ないよな。」と声をかけました。
※わかるまで突き詰めるか、捨て問として割り切るのかの判断は彼にお任せです。
脳みそに汗をかき続けることで、「難しそうな問題に直面した時に印象だけでひるむことなく臨めるメンタル」と「捨てるor後回しにするかの判断力」が磨かれるのだと思います。
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