2021-03-21 読んでいる本その2 読んでいる本 百田尚樹さんの『永遠の0』です。「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、一つの謎が浮かんでくる―。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。涙を流さずにはいられない、男の絆、家族の絆。賛否両論あった作品ですが、広島・長崎への旅行の記憶がよみがえり、改めて平和について考える機会になったことは確かでしょう。