読んでいる本
芥川龍之介さんの『芋粥』です。欲しいものを得てしまった後の虚無感が表現されています。受験対策で作品名と作者を暗記していただけでした。ようやく中身に触れることができましたが、面白かった!というビビッドな反応ではありませんでした。
百田尚樹さんの『永遠の0』です。「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑い…
上橋菜穂子さんのファンタジー小説『獣の奏者』です。『精霊の守り人』が面白かったので、5巻セットで購入。決して人に馴れない、また決して人に馴らしてはいけないとされる崇高な獣「王獣」を操ることのできる少女・エリン。 彼女はその類まれな才能を持つ…