今回は、「一人っ子同盟」という重松清さんの本です。
・我が家の地域は、一人っ子の家庭が少ないので、息子自身が一人っ子の気持ちに関心を持った。
・小学五年生とくちぶえ番長によって、重松清さんの本は面白いとインプットされた。
【あらすじ】
ノブとハム子は、同じ団地に住む小学六年生。ともに“一人っ子”だが、実はノブには幼いころ交通事故で亡くなった兄がいて、ハム子にも母の再婚で四歳の弟ができた。困った時は助け合う、と密かな同盟を結んだ二人は、年下の転校生、オサムに出会う。お調子者で嘘つきのオサムにもまた、複雑な事情があって――。いまはもう会えない友だちと過ごしたあの頃と、忘れられない奇跡の一瞬を描く物語。