今回ご紹介するのは、「つめたいよるに」という、江國香織さんの本です。
短編集で読みやすいのでおすすめです。少し悲しかったり不思議だったり、独特の世界観を楽しむことができます。
【あらすじ】
デュークが死んだ。わたしのデュークが死んでしまった──。たまご料理と梨と落語が好きで、キスのうまい犬のデュークが死んだ翌日、乗った電車でわたしはハンサムな男の子にめぐりあった……。出会いと別れの不思議な一日を綴った『デューク』。コンビニでバイトする大学生のクリスマスイブを描いた『とくべつな早朝』。デビュー作『桃子』を含む21編を収録した初々しい短編集。