今度の日曜日からSS特訓が始まります。
そのSS特訓や冬期講習・正月特訓のおかげで「仕上がった」という先輩たちの保護者のコメントを目にすることがあります。
「仕上がった」お子さんの保護者は、志望順位の高い学校に合格した結果をもって「仕上がった」と表現している場合が多いのではないでしょうか。
結果がどうなるかは別として、「仕上がった」=「志望校に合格するに値する実力を身に付けた状態」と定義するなら、ベンチマークとしては、重要度順に以下6つと考えます。
①SS特訓の席順
同じ志望校を目指す仲間の中で、年末の時点で上位にいるかどうか(年末まで安定して上位にいることが理想)。前年度の同じクラスの合格者数の枠内にいるかどうかも参考になります。
②学校別サピックスオープンの結果
出題傾向に沿った問題、本番に近い環境、志望者が母集団(+外部生も受ける)ですから、ここでの成績や順位は参考になりそうです。
ただし、SS特訓開始間もない9月時点での結果は割り引いて考えるべきと思います。
③保護者面談での先生の意見やアドバイス
11月上旬以降、後期保護者個別面談が行われるとのこと。大量のデータを背景とした、客観的な情報提供をいただけると思います。
④自宅で取り組む志望校過去問の結果
4教科の合格点を複数年分にわたって突破できるかどうかは大きな目安になると思います。ただし、自宅でリラックスした状態である点は割り引いて考えるべきだと思います。また、学校によっては、国語や社会の記述問題の採点が難しい場合もありそうです。
⑤合格力判定サピックスオープンの結果
Aタイプ(知識・処理能力)の学校との相性が良さそうです。
⑥マンスリー実力テストの結果
Aタイプ(知識・処理能力)の学校との相性が良さそうです。
我が子は、マンスリーや組分けテスト前はいつも緊張するタイプなので、仕上がった宣言は絶対にできません。
だから努力を続けられるとも言えますし、本番に弱いかもしれないという不安も同時にあります。
残り約5ヶ月ですね。
頑張りましょう。