約1ヶ月前の英シティでの発表は唐突感満載の印象でしたが、先日の骨太の方針でも取り上げられ、税制優遇金額枠の拡大や期間の延長や恒久化などインパクトある内容が出てくるはずです。
asdht.hatenablog.com
非課税という明らかにパフォーマンス向上に繋がるメリットが拡大するなら是非使いたいと思います。
一方、枠を使い切れる家計と使い切れない家計では、ますます経済格差が拡大してしまいますし、財源も見えていません。従って、所得税、贈与税、相続税などの課税強化は必ず後から付いてくるという覚悟が必要だと思います。
また、非課税枠を使えるだけの収入アップを目指すとなると、成長産業に人が流れやすくなるように解雇法制を緩くするとか、国内企業に投資することに魅力を感じてもらうために、上場市場の改革も必要でしょう。
期待よりも課題の多さを感じてしまいます。
要は、このプランを導入するだけでは一部の人しかメリットを得られません。ボトルネックを一つ一つ潰していく必要があります。